楽な商売だと思ったらとんでもない。
一人社長の不動産業務日誌
カテゴリー【お客さん
決めないお客にどう見切りをつけるか
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2021-02-06

自分の安全の為には前々回の大家さんの記事のようにあたりさわり無く書くべきなんでしょうが、正直全然面白くないし、やっぱ自分のブログなんだから本音をズバズバ書かんといかんですよ。強調しときますが、あくまで私個人の思想や方針であって、不動産屋が皆私のような思考を持っているということではありませんので、あしからず。

先日、家族連れのお客さん一家を一日つぶして車で何件も物件案内しました。一軒一軒が離れているので、時間かかるかかる。ショッピングセンターで休憩はさんだりと、いやいやハード。何よりも、その間事務所を閉めなきゃいけない、個人営業の辛いところ。

これで決めてくれれば全て報われるが、決めやしない。てか、この人たち、結局引っ越す気無いんじゃないかと思えてきた。このお客さん一家の案内、これまで計3回。そのうち、最初の2回は、丸一日費やした。でも、結局決めない。案内した物件に対して何かしらのアラを探して迷ってるように言うけど、結局「お金がない」ということなのだろう。「お金を出す気がない」とも言い換えられるが。で、最終的な彼らの結論は、「やっぱり引っ越しはもう少し様子見ます」ですよ。こんなに沢山案内する前に、この人達の本質をもう少し早く見抜いていれば、無駄な労力を費やすこともなかった。

正直、営業妨害レベルですよ。まだ引っ越す気もないくせに、「案内はタダ」なのを良い事に、まるで観光地の観光案内所にでも入るように不動産屋に入るお客。でもこちらはまだ始めたばかりだし、客には全力で応対してしまう。勿論この時、そんな客だなんてわからないからね。

ただ、こういう客はこの一家が初めてじゃなくて、実は結構居た。この一家のように丸何日も案内させられたということはなかったので、あまり気にはしなかったが。

御陰様で、まだ開業からあまり経ってないけど、このテの客をイチ早く見抜き、うまいこといなす技術だけ身についてしまった。以心伝心、こちらのそういうオーラをキャッチすると、お客は離れてきます。不動産屋なんていくらでもあるんだから。

あ、この一家には「部屋が内見できるのは、今すぐ引っ越す気がある人だけです。それ以外は大家さんに迷惑です」とズバリ言っちゃいました。だってそうでしょう。自分が部屋の所有者だとして、住みもしない人にあがられたくないし、近づかないで欲しいわホント。

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