楽な商売だと思ったらとんでもない。
一人社長の不動産業務日誌
カテゴリー【大家さん
文京区ワンルームアパートの連続元付仲介
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2021-02-06

うちの事務所を開業できる状態にするまでは結構なリフォーム作業が必要で、当時近所の工務店さんにほぼほぼお任せで工事をしてもらったんですが、その工務店さんが文京区にアパートを所有しており、一般媒介ではありますが、よかったら空室埋めてくださいと。ありがたい!文京区なんていうたら超都会ではないか。そんな所が長い間3部屋も空いているとはどういうことだ!?ありえない!と、早速取材へ現地へGO。
ヤバすぎた。絶句!!立ち入れない!!全部屋水場から蟲が大量に沸いているではないか!!ぎえええ!
なんとか虫を避け足場を探しつつ写真は収めたが、、帰ってすぐに大家さんへ報告。大家さん「そんなことになっているとは知らなかった!どうりで入らないはずだわ」って、一般媒介なのに他の不動産屋だれも言ってないんかい!
すぐに消毒殺菌クリーニングを依頼しましょう!てなことで大家さん「我々一家が全員で行ってなんとかしてくる!」と力強いお言葉。後日恐る恐る再訪してみたら、虫はあらかた居なくなってなんとか紹介できる状態になっていた。さすが工務店さん(?)
こうなってしまえばさすがにそこは文京区、古くて狭いワンルームでも問い合わせはうちの地域の比ではない。しかし!!5万3千円という狙ったかのような価格設定のため、問い合わせてくるのは誇張抜きで9割生活保護。ほぼ同じ日に、2つの部屋に申し込みが入り、両者生活保護。多すぎでしょ。理由は2人とも持病があり治療中とのこと。ああ、このあたりは全国随一の大病院沢山あるしね…。
大家さんに確認して、治療中でも頭さえしっかりしているなら生活保護でもOK、とのことで、2人ともすんなり契約成立。客付けをしてくれたのは、都内で結構有名な、生活保護仲介を専門にしている業者さんだった。
この記事でいやこのブログで何回生活保護言いましたっけ。もう100回超えてるんじゃないか ;;
順調に行った入居であったが、やはり大家さんは入居者の健康状態を不安がってはいました。さすがだ、先見の明がありすぎる。この後、大家さんの不安はまさに的中するのであった。

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