2022-06-26

コントラクトの開発と単体テスト自体は、Remix IDEでオンライン上で一応一通りできる。
アクセスすると、デフォルトのサンプルsolファイルがいくつか用意されている。
1_Storage.solを見てみる。
// SPDX-License-Identifier: GPL-3.0 pragma solidity >=0.7.0 <0.9.0; /** * @title Storage * @dev Store & retrieve value in a variable * @custom:dev-run-script ./scripts/deploy_with_ethers.ts */ contract Storage { uint256 number; /** * @dev Store value in variable * @param num value to store */ function store(uint256 num) public { number = num; } /** * @dev Return value * @return value of 'number' */ function retrieve() public view returns (uint256){ return number; } }
メンバ変数numberを、store関数を使って書き換え、retrieve関数を使って取得するという、非常にシンプルなコントラクトの例である。
では、これをそのままコンパイルしてみる。虫めがねアイコンの下のアイコンをクリックしSOLIDITY COMPILERタブを開く。
Compile 1_Storage.sol というボタンが出ているはずなので、コンパイラのバージョンもデフォルトのまま、クリックしてコンパイルする。
コンパイルが成功すると、下のほうにABIとBytecodeを取得できるボタンができるので、コピーして保存しておく。これらは後で自分でJavaScriptコードを書いてコントラクトをロードする時に必要な情報になる。特にABIは、1_Storage_ABI.jsonなどとJSONファイル名で保存しておく。
コンパイルしたコントラクトは、さらにその下のタブ=DEPLOY & RUN TRANSACTIONSにて、デプロイ&任意の関数実行テストができる。
ENVIRONMENTにJavaScript VM (London)を選べば、Remix上の仮想マシンにデプロイしてテストできる。Storageコントラクトが選ばれていることを確認して「Deploy」すると、そこに登録される。そのトランザクションの様子がデバッグウインドウで確認できる。
デプロイが成功すれば、そのコントラクトアドレスがDeployed Contractsに現れ、各種関数が任意の引数でテストでき、そのIN/OUTがデバッグウインドウで確認できる。Storageコントラクトでは、numberセット関数storeボタンを押してを任意数値でセットし、retrieveボタンで現在のnumber数値を取得できる。
なお、コントラクトを自分サイトのHTMLからJavaScriptで呼びたい場合は、JavaScript VMでなく、どこかのネットワークにデプロイしなくてはならない。ほとんどの場合は、ENVIRONMENTにて「Injected Web3」を選択し、組み込みのMetaMaskと連携して、そこで選んでいるテストネットワーク(RinkeByなど)へデプロイする。
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