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カテゴリー【MacOSWindows
Intel MacBookAir2020にWindows10→Windows11をインストールする
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2023-02-12

Intel MacBookAir2020にmacOS Venturaをクリーンインストールする

続きです。

Intel製CPUが搭載された最期のMacBookである2020。つまりWindowsがネイティブに動く最期のMacBookということになる。

Boot Campを使って入れるわけだが、Windows11はTPMがEnabled設定のマザーボードにしかインストールできず、Macには無いかDisabledでありこの設定は変更できないため、Boot Campで直接Windows11をインストールすることはできない。

よって、まずWindows10を入れて、Windowsを起動し、そこからすぐにWindows11にアップグレードする、という方法をとることになる。(なので完全にクリーンインストールとは言えない)

Windows 10のISOイメージファイルを入手する

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO

から、

Windows 10 (multi-edition ISO)
日本語
64-bit ダウンロード

を選択してダウンロード開始。Win10_22H2_Japanese_x64.isoを入手する。

Macのハードディスクに保存でOK。

Windows 11のISOイメージファイルを入手する

Windows10を入れてからWindows経由で入手してもよいのだが、それだとMediaCreationToolだの面倒なので、Macであらかじめダウンロードして外部USBメモリに保存しておく。(Macハードディスクに保存してもWindowsから読めない)

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

から、

Windows 11 (multi-edition ISO)
日本語

を選択してダウンロード開始。Win11_22H2_Japanese_x64v1.isoを入手する。

これは外付けのUSBメモリ等に保存しておく必要がある。

TPMチェックをスキップさせるバッチファイルを入手する

Windows11インストール時のTPMチェックをスキップさせるバッチファイルが公開されており、これをIntel MacのWindows10上で実行すれば、MacマザーボードでもWindows11のインストーラで引っかからない。

https://github.com/AveYo/MediaCreationTool.bat

にて、Code→Download ZIPで、ZIPをダウンロード、展開して、フォルダごと外部のUSBメモリへ保存しておく。上記Windows11のISOと一緒に保存しておくとよいだろう。両者共あとでWindows10上で実行することになる。

Boot CampアシスタントでWindows10をインストールする

いよいよインストール、ユーティリティ→Boot Campアシスタントを起動。

「Windowsをインストール」で、さきのISOファイル「Win10_22H2_Japanese_x64.iso」を選択し、Windowsに割り当てるディスクサイズを決定する。

だいたい100GBくらいは欲しいところだが、256GBしかないモデルはまぁきついっすね…仕方ないけど。

「インストール」で、インストール開始。順調に行けばマシンは勝手に再起動し、Windowsのほうのディスクが立ち上がる。そこから先は普通のWindowsと同じ。プロダクトキーを入れて進めていけばOK。

余談:本当にWindows11はダメなのか?と試しにWindows11のISOファイルWin11_22H2_Japanese_x64v1.isoを指定してあわよくばインストールと思うのが当然の心理。やってみたところ、Boot Campでインストール開始直後に

このソフトウェアは、 現在ソフトウェ ア・アップデート・サーバから入手できないため、インストールできません。

などと言われ続けあえなく撃沈。Windows11は何があっても直接インストールさせてくれないようだ。

Windows10からWindows11にアップグレードする

ここからはWindows上での作業。さきほど11のISOおよびTPMスキップツールを入れたUSBメモリを用意して刺して、全ファイルUSBからSSDにコピーしておきましょう。ISOをUSBからマウントすると重いです。

TPMスキップツールフォルダの

MediaCreationTool.bat-main/bypass11/Skip_TPM_Check_on_Dynamic_Update.cmd

を、右クリックして「管理者として実行」します。これで準備完了。

今度は本体ISO「Win11_22H2_Japanese_x64v1.iso」を右クリックして「マウント」します。

おそらくDドライブとしてマウントされるので、そこのsetup.exeをクリックしてインストール開始です。

Windows Serverのインストールとか出ますけど、Windows11のインストールです。

ファイル、設定、アプリを保持するにしてください。Boot Campアシスタントまで消えたら厄介です。

インストール準備完了、であとはインストールするだけ。通常のWindows 11インストールと同様に進めます(アップグレードなのでプロダクトキーは聞かれません)

完了

お疲れ様でした。しかし…苦労した割には、画面はキレイなんだろうけどフォントが細いしいまいちだし、どんなに頑張ってカスタマイズしてもMacキーボードをWindowsで快適に使うことは結局不可能であるので、やはりMacBookはMacを使ってこそなんだなぁ、と改めて実感するのでした。

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