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一人社長の不動産業務日誌
カテゴリー【税務・事務
【第3期】確定申告メモ(1)
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2021-02-06

無事開業から3年を経過し、確定申告の期限は6月中。そろそろ始めます。

実はいまだに平成25年度版の税理士いらずを使用しているのですが、経費節約というよりこの時期だと最新版を買っても4月の法改正を反映していないからです。つくづく、開業するなら1月1日(個人と同じ)にすべきだったなぁと。税務署が混んでるといっても、e-Taxなら関係ないですしね。

そんな訳で、まずやるべきは改正ポイント(主に税率)の確認です。決算の時期になると、東京都・市町村・税務署それぞれから、「確定申告のご案内」が届きます。これには必ず改正ポイントが載っています。なので、eTaxやeLTaxを使っていても、ペーパー郵送不要にはしないほうがいいです。うちはeTaxで不要にしてしまったので届きません。。

税理士いらずを起動して、「会社基本情報」を開いて、それぞれの税率を設定変更。うちは東京都内の市町村・資本金1千万未満の一番ミニマムな法人です。

・「復興特別法人税」は廃止されているので10%を0%に修正。去年間違って払っちゃって、税務署から「返すわ」と電話有り。仕方ないので雑収入勘定で仕訳。
・「市町村民税の法人税割」が12.3%から9.7%に改正されているので修正。
・「事業税」が軒並み改正。2.7,4.0,5.3が3.4,5.1,6.7%になったので修正。
・「地方法人特別税」が81%から43.2%になっているので修正。
・「都民税法人税割」が5%から3.2%になっているので修正。
・「法人税」は所得800超え時のみ25.5から23.9%になっているので修正。まあ800なんて超えないんですけどね。

うちの場合は以上です。この作業が一番重要で、これが終わればもうほとんど終わったも同然!
あとはレシート・通帳その他もろもろ、ガンガン仕訳するだけ!
税理士いらずは決算の数字まで出してくれますが、最新版じゃないと出力別表(申告用紙イメージ)は古くて使えないので、eTaxソフトが出す正しい白紙に、税理士いらずの出した決算数字を書き写します。

それについては続きで。。

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